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こんにちは、じんぺいです。
皆さんは日本酒と言えばどんなイメージがありますか?
僕は正直なところ、昔は「クセが強そう」「酔うための飲み物」くらいのイメージしかなかった日本酒。でもある日、日本酒マニアの友人に「十四代」を勧められて飲んでみたら……もう、ビックリ。
「えっ、日本酒ってこんなに美味いの?」
と衝撃を受けたのを今でもはっきり覚えています。
そこから少しずつ他の銘柄も試すようになり、いつの間にかすっかり日本酒の魅力にハマっていました。最近では、飲んだ銘柄の味をメモして楽しむのが日課です。
この記事では、そんな日本酒ビギナーの僕が、「まずはここだけ押さえておけば大丈夫!」というポイントをギュッとまとめました。これから日本酒を楽しみたい人の参考になれば嬉しいです。
1. 日本酒って何でできてるの?
日本酒の原料はとてもシンプル。基本は以下の3つだけです。
- お米(酒造好適米)
- 水
- 麹(こうじ)菌
お米を麹で糖化し、その糖を酵母がアルコールに変えていく「並行複発酵」という日本独自の醸造方法で作られています。
アルコール度数はだいたい15%前後。ワインより少し高めです。
2. 日本酒の種類ってどれくらいあるの?
スーパーや酒屋で見る「純米吟醸」とか「大吟醸」って何のこと?
日本酒の種類は主に 精米歩合 と 醸造アルコールの有無 で分けられます。
種類 | 特徴 |
---|---|
純米酒 | お米と水だけで作られる |
吟醸酒 | 精米歩合60%以下で香りが華やか |
大吟醸酒 | 精米歩合50%以下で繊細な味わい |
本醸造酒 | 醸造アルコール入りでスッキリとした味 |
普通酒 | 上記に当てはまらない一般的な酒 |
初心者におすすめなのは「純米吟醸」や「大吟醸」。香りが良くて飲みやすい銘柄が多いです。
3. 日本酒ラベルの読み方をざっくり解説
ラベルを見るといろいろ数字が書いてあって難しく感じるかもしれませんが、初心者は以下のポイントだけ押さえておけばOK!
- 精米歩合:数字が小さいほど高級。50%以下なら大吟醸クラス
- 日本酒度:+が多いと辛口、-が多いと甘口の傾向
- 酸度:1.2〜1.5くらいが平均。高いと味がしっかりめ
- アルコール度数:だいたい14〜16%前後
例えば「日本酒度+5、酸度1.8」と書かれていれば、キリッと辛口の傾向があります。
4. 飲み方いろいろ!おすすめの楽しみ方
日本酒の面白いところは、温度で味が変わること!
飲み方 | 特徴 |
---|---|
冷酒(5〜10℃) | フルーティな香りが際立つ、初心者向け |
常温(15〜20℃) | 本来の味わいが分かりやすく、食事に合わせやすい |
燗酒(40〜55℃) | まろやか&ふくよか、和食にぴったり |
最初は冷やして飲めるタイプを選ぶのがおすすめです。
フルーティで白ワインに近いような味のものも多く、かなり飲みやすいですよ。
5. ハマるきっかけになったおすすめ日本酒4選(個人的推し)
初心者の自分でも「これは美味い…!」と心から思えた、日本酒沼への入口になった銘柄たちを紹介します。どれも飲みやすくて感動レベルなので、最初の一歩にもおすすめです。
十四代(高木酒造/山形)
日本酒を好きになるきっかけになった一本。
フルーティで華やか。甘さの中に透明感があり、スッと入ってくるのに余韻がしっかり残る不思議なバランス感。
「こんな日本酒あるんだ」とイメージがガラッと変わった衝撃の一杯です。
花邑(両関酒造/秋田)
十四代の高木酒造が技術指導している銘柄。
まさに“十四代っぽい”味わいで、フルーティでジューシー。
酸味と甘みのバランスが良くて、冷酒で飲むと香りが引き立ちます。初心者にもおすすめ。
而今(木屋正酒造/三重)
「ジコン」と読みます。やや辛口寄りだけど、しっかりした旨みと酸があって飲みごたえ抜群。
初めて飲んだときは「通好み?」と思ったけど、クセになる美味しさでリピート確定でした。
作(清水清三郎商店/三重)
モダンでスタイリッシュな印象の「作(ザク)」。
キレのある口当たりと上品な香りで、和食だけじゃなく洋食にも合う万能選手。
「これが今どきの日本酒か!」という感じで、プレゼントにも良さそうです。
おわりに:日本酒の世界、奥深いけど楽しい!
調べれば調べるほど、日本酒って面白い。
同じ「日本酒」でも、原料や造り方、気候、酒蔵のこだわりでまったく味が違うんです。
最初の一杯が美味しかったことでここまでハマったけど、今では「次はどんな味に出会えるんだろう?」ってワクワクしながらお酒を選んでいます。
この記事が、これから日本酒に触れてみたい人のきっかけになれば嬉しいです!
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