こんにちは、じんぺいです。
「マクロは動かせるようになったけど、毎回メニューから実行するのが面倒…」
そんなふうに思ったことはありませんか?
でも実は、Excelマクロは “ボタンをクリックするだけ” で簡単に実行できるようにできるんです。
今回は、「もっとマクロを便利に使いたい!」という方向けに、
まず覚えておきたい マクロをボタンで実行する方法 をわかりやすく紹介します。
👉 前回の記事はこちらから読めます。
初心者向け!まず覚えるべきExcelマクロの基本操作3つ〖最短で仕事に活かす〗
1. ボタンを配置してみよう
最初にやるのは【ボタンの配置】です。
マクロを実行するボタンは「開発」タブから追加できます。
▼ やってみよう:シートにボタンを置く
- Excelの上部メニューから「開発」タブをクリック
 ※「開発」タブが表示されていない場合は、「ファイル」→「オプション」→「リボンのユーザー設定」で有効化してください。
- 「挿入」→「フォームコントロール」から「ボタン」を選択
- ワークシート上でドラッグして配置
これで、シートに操作用のボタンが表示されます。

2. マクロをボタンに割り当てよう
ボタンを配置すると、自動的に【マクロの登録】ダイアログが表示されます。

- 実行したいマクロを選択
- 「OK」をクリック
これで、ボタンとマクロが結びつきました。
あとはボタンをクリックするだけでマクロが動きます。
3. サンプルマクロで動作確認
実際にマクロを割り当てて、動きを確認してみましょう。
▼ 例:セルに文字を入力するマクロ
Sub ボタン実行例()
    Range("B2").Value = "ボタンが押されました!"
    MsgBox "処理が完了しました。"
End SubこのマクロをVBEの標準モジュールに貼り付けてください。
次に、配置したボタンにこのマクロを割り当てます。
実際にボタンをクリックすると…
B2セルに文字が入り、ポップアップが表示されます。
「おおっ!ちゃんと動いた!」という感動を味わえるはずです。
4. ボタンをカスタマイズしてみよう
ボタンは見た目や動きを自分好みに変えられます。
- 文字を変える → 右クリック →「テキストの編集」で「実行」や「スタート」に変更
- サイズや位置を変える → ドラッグで調整
- 複数ボタンを設置 → 「集計」「リセット」など用途ごとに分けられる
こうすれば、業務でもさらに使いやすくなります。
5. うまく動かないときのチェックポイント
- ボタンを押しても反応しない → マクロが標準モジュールに入っているか確認
- シートがクリックできない → 保護がかかっていないか確認
- 他のシートを操作する → シート名やセル参照が合っているか確認
おわりに|ボタンでマクロはもっと身近になる!
マクロをボタンで実行できるようにすると、
自分だけでなく、Excelが苦手な人でも使いやすくなります。
今回の流れをまとめると…
- 開発タブからボタンを配置する
- マクロを割り当てる
- 実際に動作確認する
- 見やすいようにカスタマイズする
これだけで、Excelマクロがグッと実用的になりますよ。
次回は、「条件をつけてマクロを動かす方法」や「複数のセルをまとめて処理する方法」など、さらに応用できるテクニックをご紹介できたらと思っています!
それでは、楽しいマクロライフを!
 
  
  
  
  

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