【火入れ?生?】日本酒の種類と製法の違いをざっくり解説!

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こんにちは、じんぺいです。
前回は日本酒の基本やおすすめ銘柄を紹介しましたが、今回はその続きとして、「火入れ」や「生酒」など、日本酒の製法の違いについて、自分が調べた初心者にもわかりやすいポイントをまとめてみました!

「なんとなく聞いたことあるけど、違いはよく分からない…」
そんなあなたに読んでほしい内容です。


1. 火入れとは?ざっくり言うと“加熱殺菌”

まず「火入れ」って何?から調べてみたんですが、
これは日本酒を加熱して殺菌する工程のことだそうです。

主な目的はこんな感じ。

  • 酒の中に残っている酵素の働きを止めて、味や香りの変化を防ぐ
  • 残っている菌を殺して品質を安定させるため

普通の日本酒は、出荷前に2回くらい火入れされることが多いみたいで、
そのおかげで保存がききやすく味も安定するそうです。


2. 「生酒」「生詰め」「生貯蔵酒」の違いって?

ここがちょっとややこしいんですが、ざっくり表にまとめるとこんな感じ👇

種類火入れ回数特徴
生酒0回フレッシュでフルーティ、要冷蔵
生詰め1回(貯蔵前)香りを残しつつ、比較的安定
生貯蔵酒1回(出荷前)軽やかでスッキリ、飲みやすい

それぞれ味わいや保存方法が少しずつ違うようです。

✅ 生酒(なまざけ)

一度も火入れしていないお酒。
華やかでフレッシュな香りが特徴。
ただし要冷蔵で、賞味期限も短めなので注意が必要。

✅ 生詰め

搾ったあと火入れしないで、出荷前に1回だけ火入れ
生酒の香りを残しつつ、品質が安定しています。
初心者にも飲みやすいタイプらしいです。

✅ 生貯蔵酒

搾ったあとすぐ火入れして低温で貯蔵。
出荷直前にもう1回火入れして瓶詰め。
軽やかで飲みやすく、冷やして飲むのに向いているそうです。


3. そのほか、知っておくと楽しい日本酒の種類

調べてみて面白かったのはこんなタイプ。

  • 無濾過(むろか)
    搾ったあとろ過しないので米の旨みがしっかり残る、力強い味わい。
  • にごり酒
    わざとろ過を荒くして米の粒が残っている、甘くてとろっとした飲み口。デザート酒にもおすすめ。
  • 無濾過生原酒
    火入れせずにろ過もしないタイプで、フレッシュで濃厚な力強さが特徴。
    初心者には少しクセが強いかもしれません。

4. 初心者にもおすすめらしい、有名で味も評価されている銘柄

タイプ銘柄例特徴
生酒東洋美人(山口)フルーティで繊細、初心者にも飲みやすいと評判
生詰め十四代(山形)、黒龍(福井)フルーティで華やかな香り。初心者にも人気の高い銘柄
生貯蔵酒上善如水(新潟)、澤乃井(東京)スッキリ爽やかで軽やか、冷やして飲むのにぴったり
無濾過生原酒而今(三重)フルーティで濃厚。飲みやすいと初心者からも評判あり

おわりに:製法の違いを知ると、日本酒がもっと楽しくなる!

原料や分類が同じでも、「火入れ」や「ろ過の仕方」で味や香りがずいぶん違うことが分かりました。
日本酒は「銘柄」だけじゃなく、「造り方」にも個性があるのが面白いですね。

冷蔵庫で冷やして飲むフレッシュな生酒も良し、
常温でゆっくり味わう火入れ酒のまろやかさも良し。

「今日はどんな日本酒を飲もう?」
そんな楽しみ方ができるのも、日本酒の魅力のひとつだと思います。

僕もこれからいろんな日本酒を試しながら、自分の好みを見つけていきたいと思います!
みなさんもぜひ参考にしてくださいね。

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